kikiです。
築30年の戸建てを購入して理想のお家を作っています。
今、一階のトイレをリフォームしているのですが、新しいトイレをつける前に、壁紙の上からペンキを塗りました。
その時にやらかしてしまったので、私がペンキ塗りを失敗した原因と、失敗しないためのポイントをご紹介します!
『壁紙の上からペンキを塗りたいと思っているけど、失敗が怖い…』とか、『何を気をつけたらいいのかわからない!』なんていう人は是非チェックしてみてくださいね。
それではスタート!
壁紙の上からペンキを塗ってみたら失敗した
早速、ペンキを塗って、失敗した!と思ったときの画像をお見せします。

うっわ…すんごいムラになってるぅ…
はい…ペンキ塗り舐めてましたわ…
これは、一度塗りしたたあと、乾かした状態の画像です。
今までペンキを塗ったときにここまで下地が透けたことがなかったので、かなりビックリしました…
このとき使ったのは、扉に塗ったのと同じ、ベンジャミンムーアのペンキです。
カラーは、こちら。

真ん中の色です↓

ほんのすこーーしだけくすみ感のある、黄み寄りの赤。
【gernium】という名前の色です。
ゼラニウム…かわいいー!!やっぱり色の名前もかわいいー!
今回は店舗に行って購入したのですが、赤、青、緑、黄色などの濃い色は透け感があってムラになりやすいらしく、扉にペンキを塗ったときに使ったナチュラではなくオーラのシリーズをおすすめしてもらいました。

こちらのシリーズのペンキなら濃い色でも下地がいらないそうです。
サクッと終わらせたいし、少しでも安くなるのは嬉しいので迷わずオーラシリーズを購入することに決めました。
このときの私は舐め腐ってました。
ペンキを…そして塗装を…
まぁ、透けるったって、この色だよ?こんな濃い赤だよ?いうほど透けないんじゃない?!大丈夫っしょ!
このときの自分を全力で張り倒したい…
塗り始めてみると、思っていたよりスケスケ…
塗ったあとがライン状に透けちゃっています。

こんなにスケスケで、イヤらしい…誘ってるんですかね…?
なんてふざけた事をのたまいたくなるほどスケスケです。
前にくすみ系ブルーのペンキを塗ったときとだいぶ様子が違います。

このあと、ペンキが足りなくなり、結局買い足して、3度塗りまでしてやっとこんな感じになりました(一応二度塗りで完了するハズ…)

何とかごまかせたんじゃない?
ま、まぁ、なんとか誤魔化すことができた…と思います。
けど、やっぱり近くで見たときはどうしてもアラが隠しきれませんね…

『そ、そんなに…近くで…み、見ないで…』
『恥ずかしいよ…』
『イヤッ…!』
ばーーーん

エッチな美少女ではありません。
ペンキ塗りちょっと失敗しちゃったトイレの壁です。
ごまかしてもやはりアップには耐えられない…
しかし燃え尽きたのでもうここまでにしときます。
どうしても気になるところにはアートを飾って更にごまかす予定です(笑)
失敗した原因
今回失敗した原因は2つあります。
- 下地の質感を統一しなかった
- プライマーを塗らなかった
順番に説明していきます。
下地の質感を統一しなかった
ペンキを塗る前の下地処理まで終わった段階の画像がこちら↓

壁にタオルバーなどをつけるために、部分的にベニヤの下地が入っています。
これが凸凹しているので、パテを使ってならしました。

使ったパテはこちら↓
凸凹をツルンとさせることができたので、これでいいと思っていましたが、甘かったです。
壁紙の部分はザラザラしていて、少し凸凹しています。
壁紙の上に塗ったところ。表面が凸凹しています。

でも、パテ処理したところは、ツルツルの質感です。
これが、ペンキを塗ったときにもひびいて、色ムラの原因になりました。
下地の質感がここまで響くとは思わなかったし、DIYでペンキを塗る方法を紹介したサイトにも、このやり方が載っていたので、大丈夫だろうと思っていました。
でも実際には違和感があります。
照明のあるなしでもすごくわかりやすいです。
照明なし↓

照明あり↓

あらまぁ…下地なあった所が分かりやすく主張してるね。
『こまけぇこたぁいいんだよ!』という江戸っ子気質な方や、『もう何もかも面倒くさい、下地とかなにそれおいしいの?』という方以外は、ペンキを塗る前の下地にも気を使ったほうが絶対キレイに仕上がりますので、面倒くさがらずに準備することを強くおすすめします!。
プライマーを塗らなかった
すけ感のあるペンキを塗るときはプライマーを塗ったほうが早くきれいに仕上がると思います。
今回、面倒くさい&ケチ根性のせいで、失敗した上に時間がかかってしまうという残念な結果になってしまいました。
次からは原色のペンキを塗るときは、絶対プライマーを塗ってからやります。
今回も使ったペンキ、ベンジャミンムーア専用のプライマー↓
水性ペンキ用のプライマー↓
壁にペンキを塗るときに注意すべきポイント4つ
ここだけ押さえればきれいに仕上がる!ポイントを4つご紹介します。
- ペンキを塗る前の下地の質感を統一する
- 種類によっては透ける色があることを知っておく
- プライマーを塗る(透けない色なら不要)
- 塗るときはなるべく薄く、2回以上重ね塗りする
ペンキを塗る前の下地の質感を統一する
壁紙の上に塗る場合は、今貼ってある壁紙に剥がれなどなくきれいに密着している場合は、表面の掃除だけして、下地を塗って塗装すればキレイに仕上がると思います。
しかし、今回の私のように、一部だけベニヤが貼ってあったり、壁紙が剥がれている箇所があったりした場合は、パテ処理が必要になります。
一部だけパテ処理すると、下地の凸凹や壁紙とパテ処理したところのテクスチャーの違いがモロに響いてきます。

面倒ですが、今貼ってある壁紙が剥がれていたりボロボロになっていたり、一部だけベニヤが入っていたりする場合は全面パテ処理するのが一番キレイに仕上がります。
とにかく、ペンキを塗る前にどこまで下地をツルンとさせられるかが、キレイな仕上がりの肝です。
下地がきれいならペンキ塗りはすでに成功したようなものと思っていいです。
ペンキの種類によっては、ムラになりやすい色があることを知っておく
メーカーによって、違いががあるかもしれないのですが、色の種類によっては、本当に同じ商品なの?というほどに透け感があります。
赤、青、黄、緑などの濃くて明度の高い色は、ムラになりやすい色だそうです。
つまり、白や黒があまり混ざってない鮮やかな色ですね。

透けやすい色を選んだ場合は、下地の状態が仕上がりに響いてきますから、下地の段階でむらのない綺麗な状態にしておくことがかなり大切です。
透け感のある色を塗る場合は必ずプライマーを塗ってからペンキを塗る
私が省略してしまったプライマー…
省略してはいけませんでした。
プロの塗装屋さんは、原色の赤、青、黄色、緑などの透けやすい色を塗るときは、下地に白を塗ったり、プライマーを塗ったりして、下地の色をはじめから整えるのだそうです。
濃くて明度の高い色を塗るときは、はじめからプライマーは必須ですね。
ペンキを塗るときは、なるべく薄塗りする
ペンキは乾いてくると色が変わります。
先に塗ったところを何度も塗り重ねると、乾きはじめた色と今塗った色で差が出るのでむらになって見えます。
そうすると、焦って更に塗りたくなるのです。
すると、ペンキの量が多くなるので、垂れてきたりして、仕上がりは汚くなってしまいます。
一度塗った場所は触らず、なるべく薄く塗って、乾かしたあとまた薄く塗り重ねるとキレイに仕上がります。
下地を制するものはペイントを制す
ペンキを壁に塗るときは、下地さえキレイにしておけば、ある程度きれいに塗ることができます。
塗る前の下準備は地味で面倒くさいのですが、そこがきれいに終わっていれば、あとはわりと簡単にきれいにペンキを塗ることが出来ます。
二階の洗面もペンキでペイントするので、次は今回のことを生かしてきれいに塗りたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。