kikです🐈
築30年の戸建てを購入して、DIYとリフォームで理想のお家を作っています。
今回は、前回に引き続き、ネイルルームDIY編をお送りします。
珪藻土の力で、素晴らしくおしゃれになった壁!
しかしそうなると、この可愛くない合板プリントの扉が更に目立ちます。
この質感が好きではない私…
溢れ出るチープなニセモノ感…
『嘘の木』って呼んでます…
ということで、全然可愛くない合板プリントのドアをペイントして、海外風のインテリアを目指します!
イメージ
家を自分で改装しようと決めたときに、ブルーのドアにしたいと思っていました。
室内の画像ではないですが、イメージはこんな感じです↓
ドアがキレイなカラーだとオシャレ度がグッと上がる気がします!
窓枠まで同じブルーでまとめてステキ度MAX!
本当はこんな玄関もこんなドアにしたい…!
しかし玄関ドアをこんなふうにするのは家の外観含めて予算的に無理があるので室内にある扉にペイントして楽しみます!
おしゃれな扉にするぞー!
目せ海外インテリア!
室内の扉をペイントするついでに、扉の枠と巾木まで同じカラーでペイントしようと思います。
巾木を取ってしまっても良かったのですが、海外インテリアっぽくしたかったので、モールディングのような雰囲気に見せるためにペイントする事にしました。
イメージ画像はこんな感じです↓
ブルーのモールディングの画像は見つける事ができなかったので、画像はホワイトなのですか、こんなイメージでやりたいと思います。
ペンキを選ぶ
私は、色の微妙な違いにこだわりがあるタイプです。
ものを選ぶときに、これとこれの中間色があれば良いのに…と思う事が結構あります。
ペンキのカラー選びでもそれは同じで、ホームセンターや楽天などで探してもいまいちピンとくるものと出会えませんでした。
そんな中ネットの検索を駆使して見つけたのがベンジャミンムーアペイントでした。
カラーバリエーションはなんと驚きの3600色!
このカラーバリエーションだけで、ベンジャミンムーアのペンキを使う事に即決しました。
3600色?!!すご~い!!
絶妙なカラーラインナップにトキメキが止まらない!!
かゆいところに手が届くとはまさにこのこと!!
微妙に違う(むしろ目視では違いが分からないかもしれない)カラーがたくさん揃っていて本当に選ぶのが楽しかったです。
そして、ベンジャミンムーアのペンキは、垂れない!はねない!におわない!とアピールされていて、誰が塗っても塗りやすいだけでなく、環境にも優しい塗料なんだそうです。
おしゃれだけじゃない、環境にも配慮があるのはうれしいね!
ペンキは全部で4種類あって、私はその中から、【ナチュラシリーズ】のものを選びました。
ナチュラシリーズはベンジャミンムーアのペンキの中でも最も安全性の各基準にこだわり、それを証明する第三者機関による認定を最も多く取得している環境型塗料です。
さらに、このナチュラシリーズのペンキには、アレルゲン抑制作用があり、塗ることで、壁材から放出されるアレルギーの原因物質を抑制する効果が認められているんです。
小さなお子様やペットのいる家庭でも安心ですよね。
更に体にも優しいなんて最高だよね!
カラーを選ぶ
ベンジャミンムーアの店舗に直接買いに行くこともできるのですが、今回は外出を控えるためにベンジャミンムーアのサイトからカラーサンプルを取り寄せることにしました。
ます、ベンジャミンムーアのサイトに載っているバーチャルファンデッキやフォトギャラリーを見て気になる色をピックアップしました。
バーチャルファンデッキの画面(PC)はコチラです↓
赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫、ピンク、茶色、白、黒、グレーなどの基本のカラーで分けられています。
白だけでも100色の以上の数があるんです。
嬉しすぎる…
私はこの画面を永遠に見ていられるくらい好きです…トキメキが止まりません。
そして、好きな色の所をタップすると、更にその中で細分化された画面が表示されます↓
気になる色をクリックすると、色名と色番号が表示されます。
ちなみに、私のスマホの画面で見ると、勝手に色名が日本語に翻訳されてしまう事があるのですが、正しい色名は英語の名前になります。
選んだ色をペイントしたイメージ画像まで見られるようになっています!
これは便利!
カラーが決まったら、サイトのトップページにある、【サンプルシートお申し込み】ボタンをクリックして、サンプルシートの注文をします。
色名で注文するときは、必ず英語の色名で記入しないといけません。
私の見ていたスマホの画面では、色名が日本語に翻訳されてしまっていたので、はじめ日本語の色名で注文してしまいました。
が、それだと注文できないということで、再度英語の色名で送り直しました。
頼んでから大体1日から2日でカラーサンプルが届きます。
一度に頼めるサンプルは、10色までです。
私は10色に絞れなかったので、2回頼みました。
サンプルは無料なのですが、送料がかかります。
届いたサンプルはこちら↓
全部かわいい〜選べない!
色の名前も素敵なんだよ!
Shy Cherry 【恥ずかしがり屋のチェリー】とか
Sea Reflections 【海の反射】とか
Cableknit Sweater 【ケーブルニットセーター】などなど…
色名もセンス良すぎてもうワクワクが止まらない!!
全部好きな色過ぎてすごく迷いましたが、差し色を揃えて家の中をスッキリさせたかったので、最終的に、壁に塗ったくすみブルーに合わせて、好みのカラーを選びました。
光の加減で色が飛んでしまってますが、実際はもっと濃いブルーです。
選んだのは、Sea Reflection【海の反射】というカラーです。
少し黄みが入ったくすんだ水色です。
こちらの写真のほうが実物に近いです👇
また、公式サイトでは色見本帳も販売しています。
全カラーなくてもいいや、と思って、気になったカラーだけサンプルを取り寄せましたが、今思えば色見本買えばよかったかな…と少し後悔してます。
絶対全部の色を目で見て判断したい!でも店舗に行くのはちょっと…という方にはこちらの色見本帳がおすすめです!
ベンジャミンムーアのペンキは、ツヤの種類も選べます。
艶とは、乾燥した後の光沢の違いの事で、マット、エッグシェル、セミグロス、の3種類が用意されています。
艶が強ければ強いほど汚れがつきにくくなって、メンテナンス性が高まるそうです。
この艶の種類も、サンプルシートに同封されて来るので、目で見て好きな艶を選ぶことができました。
ちなみに、私はエッグシェルを選びました。
マットすぎず、ツヤツヤしすぎない質感で、ベンジャミンムーアが開発した質感なんだそうです。
購入する
店舗に行くとその場で調色してペンキを作ってもらえます。
今回はオンラインショップで注文したので、ペンキを作っているところが見られなくてちょっと残念でした。
注文はベンジャミンムーアのサイトから簡単にできて、ペンキの種類を選んでから、決まった色名を入力します。
このとき、カラーサンプルを注文したときと同様に、色名は必ず英語の名前で記入しないといけません。
色名を記入したら、ツヤの種類を選びます。
そのあと、ペンキの容量を選んで、注文します。
私は、家の中のドアや収納扉を同じ色で統一したかったので、容量が大きい方のガロン缶を選びました。
小さめのサイズも売ってるよ!
下準備する
扉を外す
ドアと収納扉は壁を塗る前に外していました。
はじめは普通のドライバーで外したのですが、電動ドライバーを使えばもっと簡単に外すことが出来ます。
ものづくりが好きな人は1つは持っていて損はないと思います。
作業効率が上がるおすすめアイテムだよ!
外す前に、下の隙間をタオルや雑誌などで埋めておくと、金具を外した後に扉がぐらつかずに安定してくれるので、作業がしやすくなります。
私は終わった後これに気が付きました…
また、金具を外すときは、上の金具から外した方が楽です。
私ははじめ下から外してしまったのですが、そうすると上を外すときに扉が傾いて外しにくくなってしまって、ちょっと面倒でした。
ドアを枠から外し終わったら、ドアに残っている蝶番を外します。
ドアと収納扉を外す作業は、簡単に出来ました。
外したビスはどこに付いてたものかわかるようにしておくと良いよ!
ドアノブを外す
楽してきれいに塗るために、外せるものは全て外します。
こちらが元々ついているドアノブです↓
うーん…ボロボロ(笑)
このビスを外すと簡単にハンドル部分を抜き取ることができます。
片方のノブを外すと、反対側についているノブも簡単に外れます。
ドアノブは電動ドライバーで簡単に外すことが出来ました!
ノブの外し方は、種類によって違いがあるので、ついているノブの種類を確認してから外し方を調べると良いと思います。
我が家のドアについていたのは、レバーハンドルタイプのドアノブでした。
ノブを取ったら、残った台座とラッチと呼ばれる部品を外します。
はじめはこの丸い台座をどこから外すのかわからず迷いました。
ネットで検索したところ、この小さなくぼみに千枚通しやマイナスドライバーなどの道具を入れ込むと外れることが判明しました。
さっそく実行。
ぐいっ!
結構あっさり外れてくれました!
外すと、ビスで固定されている台座が出てきました。
このビスをすべて外すと、台座が外れます。
反対側も同じ要領で外します。
台座を外したら、ラッチと呼ばれる部分を外します。
ついているビスを外すと、こちらも簡単に抜くことができました。
取れたドアの部品たち👇
取り外しはこれで完了!
取り外したビスは無くさないように、ドアノブと一緒に保管しておくのがおすすめだよ!
収納扉の取手を外す
安定の可愛くない無愛想な取手だね。
これも簡単に外れるよ!
収納扉の取手はドアノブよりもさらに簡単に外すことが出来ました。
扉の裏についている白いカバーを外します。
カバーを取ると六角ナットでとめられていました。
ナットをペンチで外します。
止めていた六角ナットを外したら全て簡単に取ることができました。
外せなかった引き戸の取手
引き戸の取手は外すことが出来なかったので、マスキングテープで養生してペイントすることにしました。
ペイントしたいところをマスキングテープで養生する
今回は、すべての扉と、扉の枠と、巾木をペイントするので、その周りの汚したくない所をマスキングテープで養生していきます。
フローリングに関しては、上からタイルを貼る予定なので、養生しませんでした。
細かいですが、このふさふさの部分もしっかり養生していきます。
取り忘れてたドア枠に付いている金具も取りました。
巾木にもペイントするので、同じようにマスキングテープを貼っていきます。
壁が汚れないように、マスカーを貼って終了です。
これで下準備はばっちり!
ペイントする
プライマーを塗る
ペンキを塗る前に、まずはプライマーを塗っていきます。
今回使用したのは、ホームセンターでも売っているミッチャクロンです。
特に塗り方にコツはいらないですが、液が透明なので、塗り漏れがないように気を付けました。
まんべんなく塗って、一日乾燥させました。
余談ですが、このミッチャクロン、本当にニオイがキツイです。
私は塗っていて頭が痛くなりました。
これを使うときは換気は絶対に必須です。
ペンキを塗る
ついに、ペンキを塗っていきます。
一番楽しい作業です!
届いたペンキはコチラ👇
ペンキの缶を開けると
思ったより明るい色でしたが、 いい色です!
まずは、ペンキを容器に移していきます。
養生テープを使って、V字に注ぎ口を作ってあげると上手に注ぐことができます。
ドアに凹凸があるので、塗り残しが出来ないように、角や凸凹の部分から、刷毛を使ってペンキを乗せていきます。
あまり一度に多くのペンキをのせないように注意します。
あっ…取り忘れてた取手が…
急遽マスキングテープを貼りました。
ひたすら塗っていきます。
この時は全部刷毛で塗っていたのですが、角を塗った後、広い所はコロコロのローラーで塗った方が楽だしキレイに塗ることが出来ました。
一度塗りが終わったら、少し乾燥させます。
シャビーな雰囲気が好きな人なら、一度塗りだけでも大丈夫そうですね。
二度塗りすると、ムラは完全になくなりました。
枠や巾木も同様に塗りしました。
1度塗りしたあとは、遠目でもムラがあるのがわかります。
少しおいてから、二度塗りします。
二度塗りしたあとに、20分ほど時間をおいてから、生乾きの状態でマスキングテープを剥がします。
フサフサの部分をよけて、きれいに塗ることができていました!
マスキングテープを剥がす瞬間が気持ちいいです!
枠の部分。
こちらもきれいに塗ることができました!
取り付ける
ドアを付ける
取っておいた金具を順番通りに取り付けていきます。
ドア枠の金具↓
2箇所だけビスを止めれば元通りになりました。
ドア本体を取り付けるときに写真を撮り忘れたので写真がないのですが、
ドアを取り付けるときは、ドア本体に先に蝶番を付けてから、ドア枠にドアを取り付けました。
ドアの下に雑誌やバスタオルなどの分厚いものを挟んで作業するとやりやすいと思います。
ドアノブを付ける
ドアノブも、取り外した順番通りに取り付ければOKなので簡単です。
ラッチを差し込みます。
このとき、差し込む方向が間違っていないか確認します。
このラッチには、見辛いですが、上と書いてあるので分かりやすかったです。
ドアの内側から、台座を差し込みます。
本当はノブを新しくしたかったのですが、予算の関係上後回しにすることになりました。
でも、ドアの色を変えただけで、全く違うものに見えてきます。
取手を付ける
こちらに関しては、そこまで値段が高くないので、元々ついていた色気ゼロの取手は処分して、新しく用意した真鍮の取手に変える事にしました。
購入した取手はこちら↓
可愛い!ステキ…!!
お花の模様がついた真鍮製の取手です。
楽天で購入しました。
まず裏側からネジを入れ込んで…
表側に出てきたら、取手を付けます。
ドライバーでしっかり締めたら終了です。
BeforeAfterを比較する
Before
After
可愛い!
全然違うお部屋になったね!
とくに、取手を変えた収納扉がお気に入り!
DIYの中では気軽にできるわりに、お部屋の雰囲気がガラッと変わるのでかなりおすすめです!
今の色に飽きたら、また別の色に塗り直しをしようと思います。
このあとは、古くなったフローリングをタイルに変えました。
床にタイルを張る編についてはこちら↓
ここまで読んでくださってありがとうございました。