kikiです🐈
築30年の戸建てを購入して、リフォームとDIYで理想のお家を作っています。
自宅の一室をネイルルームにするべく、てっちゃんさんにご協力頂いてDIYリノベをスタートさせました。
珪藻土壁編👇

扉&巾木ペイント編 👇

壁と扉が可愛く仕上がると、合板フローリングのこれじゃない感がものすごく主張してきます…!
今回は30年ものの合板フローリングを憧れのタイル床にしていきます!
イメージ
ネイルルームは全てブルーで統一して、日本じゃないみたいな雰囲気にしたいと思います。
大きさはあんまり細かすぎない200角から300角くらいのタイルで、カラーは壁や扉と同じ、すこしくすんだブルーにしたいと思います。

モロッコのシャウエンみたいに全部ブルーのお部屋にしたい!
余談ですが、シャウエンには必ず行くって決めています!
使用するタイルを決める
予算の関係上、この部屋に使う床用のタイルはあんまり値段の高いものを使うことが出来ません。
そこで、ネットで検索して見つけたのが、名古屋モザイク工業さんのアウトレットサイトです👇
アウトレットとは思えない素敵なタイルがたくさん…
可愛いタイルがありすぎて、目移りしちゃう!
ずっと見ていられる‼‼‼
今回は床に貼っていくので、屋内床タイルの中から選びました。
すでに売れてしまって、残り少ないものもちらほら…
そん中、私のために(違う)残ってくれていたグレーがかったブルーのタイルを発見!
しかも、75%offで、一箱(23枚入り)で¥1,640とかなりお得なお値段!
大きさも200角でちょうどよさそうなので、こちらのタイルを使うことに決めました!
タイルの枚数を計算する
タイルを購入する前に、床に貼るために必要な枚数を計算します。
この部屋は完全な四角ではないので、半端な大きさのタイルが結構な数出てしまうそうです。
タイルをカットして貼っていくのですが、その時にカットを失敗してタイルが割れてしまうことも考慮して、半端な大きさのタイルも一枚として計算することにしました。
真四角の部屋じゃないからどうやって数えたらいいのかわかんない…
わかりやすく説明していくから大丈夫!
この部屋を真上から見るとこんな形になっています。
単純に縦における枚数×横における枚数
という計算では必要な数が出ません。

そこで、AとBとCに分けて考えます。

A、B、Cそれぞれ、縦と横で何枚のタイルが並べられるか計算します。
縦に貼る枚数と横に貼る枚数をかけると、A、B、Cそれぞれ何枚のタイルが必要か分かります。
余裕を持たせて半端分も1枚として数えるので、例えば下の画像のように、6.5枚×4.5枚とかの微妙な数になったら、7枚×5枚として数えました。

Aの縦の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)×Aの横の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)
Bの縦の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)×Bの横の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)
Ⅽの縦の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)×Cの横の長さ÷20(半端な数は繰り上げ)
三つの合計の数が必要な枚数になります。

今回は、299枚(23枚入りを13箱)注文することにしました。
半端な大きさも一枚として計算しているので、かなり余裕のある枚数になりました。
DIYでタイルを貼る場合は、アクシデントに対応できるように、半端分のタイルも一枚分として多めに数えるのがおすすめです。
張る位置を決める
タイルを買うのも貼るのも全くのはじめてだった私。
今回の作業はすべててっちゃんさんに教えていただきながらこなしました。
いつも本当にありがとうございます!
タイルを貼るときは、まとめてタイルを並べるのと作業効率も良くバランスがいいそうです。
1ブロックにつき9枚タイルを貼る計算で糸を張っていきます。
この部屋は真四角ではないので、素人の私にとっては、タイルをどうやって貼ればいいのかはじめは全く分かりませんでした。
今回は、部屋の右下からタイルを貼り始める事にしました。
真上から見たイメージ図で張った場所と手順を説明します👇

黒く塗りつぶしたところに、9個ずつタイルを置いていきます。

余った部分は、半端な大きさになるので、カットしたタイルを置く部分になります。

また半端な部分が出来るので、ここも隙間に合わせてカットしたタイルを置いていきます。

同じように続けてタイルを置いていきます。

黒く塗りつぶしたところが、カットしていないタイルを置く場所で、余った部分がカットしたタイルを置く場所になります。
貼り始める位置を決めたら、床に印をつけて、張る位置を決めていきます。
こちらの墨つぼという道具を使って印をつけました👇

中には墨汁と糸が入っていて、印をつけたい場所に、まっすぐな黒い線をつけることが出来ます。
これで床に印をつけて、張る位置の目安にしました。
上から見た時の図👇

こんな感じで印をつけました。
印をつけた時の写真を撮り忘れてしまって写真がないので、使い方を細かく説明してくれているページを載せておきます👇
タイルを貼る
床に印をつけた後は、ついに床にタイルを貼ってきます!
届いたタイルはコチラ👇

可愛い!早く貼りたいな!
ほんのりくすんだブルーがすてき!
接着剤を塗る
床に釘を打って、印をつけた所に合わせて糸を貼っていきます。

糸で作った枠に収まるように、接着剤を塗っていきます。
使用したのはこちらのタイル用接着剤です。

今回はフローリングに貼っていくので、木材にも使用できるタイプのものを選びました。

ギザギザのついた鏝で塗り広げていきます。


テクスチャーはかなり固めなので、かなり力が要ります。

塗り拡げたら、タイルを密着させるために、ギザギザのところを使って溝を付けておきます。
タイルを貼る
タイルを置いていきます。

3個×3個
接着剤がタイルにつかないように丁寧に置いていきます。
置いたあとは、位置を調整します。
すぐ乾くわけではないので、わりと長い間位置を整えることが出来ます。
これを繰り返していきます。
一番端っこは半端な大きさのタイルに加工しなければいけません。

タイルカッターをつかって、てっちゃんさんがカットしてくれました!
細かいところも全部しきつめて、配置のバランスを整えたらタイル張りは終了です。

一日乾かして、固まったら目地を詰めていきます。
目地を詰める
床は汚れやすいので、白ではなくグレーの目地にすることにしました。
目地材に着色剤を混ぜて、色を付けていきます。
今回使用した目地材と着色剤はこちら👇



これはスーパービバホームで購入しました。
約8畳の部屋に塗るには量が足りなかったので、後から追加で購入しました。
最終的に、目地材は4袋、着色剤2袋使いました。
一袋で大体2畳分いかないくらいかな?と思います。
小さい面積にタイルを貼るときにはちょうどいいサイズですね。
逆に今回みたいに一部屋の床全体にタイルを貼るような場合は、もっと大きな容量の目地材を一気に買う方がいいと思いました。

目地材を作っていきます。
バケツに水を入れて、目地材と着色剤を入れます。
水を入れて混ぜるとこんな感じで濃いグレーになります。

乾くともう少し薄い色になります。
目地を詰めていきます。
タイル施工用に、後ろに柔らかいゴムがついているコテ👇
これがあると作業が早く進みます。


目地を詰めたら、タイルについた目地材を雑巾でふき取っていきます。

夜まで作業して、一晩乾燥させました。

ひと晩経って乾燥してきたら、薄めたサンポールで表面を磨いて汚れを取っていきます。

少し汚しを残した状態がアンティークっぽくて可愛いと思ったので、ピカピカに磨かずに仕上げることにしました。
BeforeAfter比較
Before



After




タイル張りは今まで体験した中で一番たいへんな作業でした。
一日かがんでいたので終わる頃には腰がガッチガチになってました(笑)
でも、仕上がりは本当に気に入ってます!
やっぱりタイルはかわいい!
あとは、アクセントで一部残してある壁に輸入壁紙を貼って、電気のコードの長さを調節したり、カーテンや椅子用のクッションなどのファブリックを変えて行く予定です!