kikiです。
築30年の戸建てを購入して、理想のお家を作っています。
私は洗面台やバスルームに強いこだわりを持っています。
バスルームに関しては今回のリフォームで理想を叶えることはできませんでしたが、洗面台に関しては、理想に近いものを設置することができました。
1階はWOODONEの無垢の木の洗面台、2階はKHOLER社製のペデスタル洗面台をつけていただきました。
1階洗面台のリフォームについての記事はこちら。

2階の洗面台のリフォームについての記事はこちら。

どちらも素敵な洗面台がついて満足はしていますが、おしゃれな造作洗面台や海外製の水まわり製品には、日本製のユニット洗面台ではあまり見られないようなデメリットがありました。
それは当たり前でしょ?と思われる方もいるかと思いますが、おしゃれに目がくらみすぎていた私にとっては盲点でした…。
それでも、私自身は自分好みの洗面台を選んだ事自体は全く後悔していません。
だけど、これからお家を作ろうとしている方には、造作洗面台や海外製の水回り製品独特の問題があることを踏まえた上で、それでも使いたい!と思う人だけにおすすめしたいと思います。
私のように海外製のおしゃれな水まわり製品を取り入れた造作洗面台を検討している方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいと思います。
それでは、いってみよー!
一階の洗面所で水漏れが発覚!?
一回の洗面スペースは工事も終わって、あとはDIYで少し手を加えるだけです。
WOODONEの無垢の木の洗面台。

とってもおしゃれだし、幅も好きなようにカスタムしてもらえるので洗面台の使い勝手が良くなって満足していました。
しかし、取り付けてから4週間ほど経った夜に、洗面ボールに接続されている排水管から水漏れしているのを発見しました。
まだ検査も終わっていないので、養生シートも敷き詰めてあるのですが、その分厚い養生シートがフニャフニャになるほどでした。
養生の下のタイルの床までびしょびしょで、慌てて全部拭き取りました。
すぐにリフォーム会社に連絡して見に来てもらいましたが、現場監督はすぐに来てくれたものの、コーキングを汚く塗りつけられただけで作業は終了してしまいました。

嫌な予感しかしない…
その日は微妙なコーキングをしただけで、後日業者に見てもらいますと言って現場監督は帰っていきました。
この洗面台は、排水管が隠れていないタイプなので、汚いコーキングが丸見えになってなんとも言えない気持ちになりました。
後日設備やさんが来てくれたのですが、作業は速攻で終了し、私は一抹の不安を覚えました。
もちろん下手くそなコーキングもそのまんま…。
え?これで終わりですか…?!
直ったってほんとに?
しかし現場監督は大丈夫と言って帰っていきました。
まぁ予想通り再度水漏れしました。

排水管から雫が落ちてきていたのを夫が発見し、再度リフォーム会社に連絡しました。
すると次は現場監督ではなく、営業の担当の方が設備やさんと一緒に見に来てくれました。
設備屋さんが見てくれたあと、はじめてきちんと説明を受けました。
WOODONEの洗面台は、丸ごと自社で作っているユニット洗面台とは違って、洗面ボウルや排水管などの部品はその洗面台の為だけに作られたものでは無いので、接続部分に僅かな隙間が開く場合がある。
そして、KOHLER社の洗面ボウルは陶器なので、焼く時にミリ単位で誤差が出る場合がある。
だけど、排水管との接続部分を締めすぎると洗面ボウルにヒビが入るのでこれ以上は閉められない。これで水漏れがあった場合は交換も考えたほうがいいかもしれない。と言われました。
はじめからそう言ってほしい!
水漏れしたときにはじめからそう言ってくれればこんなにもやもやしないんですよ…。
いつも適当に大丈夫大丈夫って言うんですけど本当に大丈夫じゃないんですよね。文句を言う気にもなりませんでした。
この時にやっと、汚いコーキングをきれいに直してもらうことができたので良かったです。
WOODONEのおしゃれな造作洗面台の問題点
WOODONEの洗面台は、色々なパーツを組み合わせて自分の好みの洗面台をカスタムすることができます。
私は無垢の木の洗面台に、KOHLER社の洗面ボウルと水栓をつけてもらいました。

見た目にはすごくおしゃれな洗面台ですが、色々なパーツを組み合わせて作るということは、全ての責任をその会社が持たないと言うことです。私はその事を全く意識していませんでした。
全て自社で作っているユニット洗面台だと、全てのパーツがその洗面台のためにぴったりに作られているから水漏れなどのトラブルも少ないし、なにか問題があったときはその会社がスムーズにアフターフォローしてくれます。
WOODONEの洗面台も、引き渡し日から2年間の保証期間がありますが、どこまで保証してくれるのかはサイトには書いてありませんでした。
実際にどこまで保証してくれるのか、今度きちんと問い合わせしてみようと思います。
リフォーム会社の営業担当の方からは、次水漏れがあったら交換したほうがいいかもしれませんと言われましたが、いっそのこと工事が終わる前に交換してほしいと思ってしまいました。
面倒くさいから業者からしたらやりたくないんでしょうけど…
ちょっと話はそれますが、設備やさんいわく、キッチンなども同じで、IKEAやニトリのキッチンなどは、組み合わせて作るので同じようなトラブルが多く、アフターフォローもしっかりしていないので何かあったとき大変なんだそうです。
既に国産のシステムキッチンで嫌な目にあった私としては、おしゃれだけどIKEAとかのキッチンに憧れはあったものの、やっぱりリスクが大きいなと思ったのでした。
我が家で起こったキッチン設置時のトラブルについてはこちら。

昨日やっとキッチン周りの修理が終わりました。
本当に長かった…。
水回りのトラブルで本当に疲れたので、絶対オシャレなキッチンじゃないと死ぬって人以外は本当に日本メーカーのシステムキッチンをおすすめします。(それでもトラブったけど…)
海外製の水まわり製品の問題点
二階の洗面台を取り付けたときも少しトラブルがあったKOHLER社の洗面台。

二階の洗面台はこのあと特に水漏れなどのトラブルもなく、使うことができています。
実際に実物が見たくてJAPAN KOHLERのショールームまで行ったときに色々なお話を伺ったのですが、その時に社員さんからもKOHLER社の製品のデメリットは教えていただいてました。
デザインはもちろん素晴らしいけれど、陶器なので、焼いたときに少しずつサイズが変わってしまう事がある。日本製のような正確さはありません。と…
まぁ私はあまりにも素敵すぎる空間に目が眩んでそんなのどうでもいいの!と思っていたのですが、ここに来てこんなトラブルが起こるとは…
はじめは施主支給で少しでも安く取り付けてもらおうと思ったのですが、きちんとメーカーを通して購入して取り付けしてもらって良かったと思います。
一応、KOHLER社の製品にも3年間の保証期間があるので、何かあったときは対応してもらうことができます。
だけど、施主支給で取り付けてもらった場合は全く保証がなくなってしまうので、海外製の水まわり製品の施主支給はかなり危険だと感じました。
日本製のものはミリ単位の違いまでしっかり製品を管理しているので、やっぱり安心感を求めるなら日本メーカーの製品が一番いいと思いました。
それでも、私自身はKOHLER社の水まわり製品が大好きだし、取り付けてもらった事は全く後悔していません。
次リフォームするときもつけてもらいたいと思ってます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。